スタジアムなどで気をつけたいマーク(ガンバSS酷似旗問題を受けて)

すでに多く報道され、記者会見も開かれたように、ガンバ大阪サポーターの方が大阪ダービーの際にSSのマークと酷似したそれの載った旗を掲出していたことが問題となっています。私はセレッソサポーターということでブログやらTwitterやらをやっていますので、どう距離をとるべきなのかわからずにここまで来ましたが、今回の問題の最大の教訓の1つは「こうしたことはガンバでなくとも、どこででも起こりうる」ということ、そしてまた「個々が自覚的に発言/行動していれば防ぐことは不可能ではなかった」ということだったのではないかと思います。というふうなことを言うのは簡単ですが、言ってるだけというのもアレなので、Twitterで見かけたシャルケHPに掲載されている禁止マーク一覧を翻訳(抄訳あるいは雑訳ともいう)してみました。

いかんせん私はドイツ語ができませんので、Google翻訳先生のお力添えを得ました。ドイツ語ができる方がいらっしゃれば、なにか誤りがあれば@crz_tweetsまでお知らせいただけると大変助かります。また、お恥ずかしながらこうしたことについて特に詳しいというわけでもありませんので、説明文の訳には怪しいところがあるかもしれませんが、少なくともこれらのロゴなりエンブレムなりというものがそのように扱われているということだけでも見ていただけると作った甲斐があります。このすべてが日本でも禁止ないし非難されるということではもしかしたらないのかもしれませんが、無駄にリスクを背負ってまでわざわざ使う価値はないとも思います。参考になれば幸いです。

なお、以下にはナチス関連のマーク等を掲載しておりますが、それは上記の目的のためであることを改めて申し添えておきます。

 

ハーケンクロイツ(鈎十字)
ドイツにおいてハーケンクロイツは国家社会主義に対する最も明白な言及を有するロゴです。その掲出は刑法典86a条に基づき罰せられます。

 

ブラッド&オナー
「ブラッド&オナー」は、音楽を通じて右翼イデオロギーに人々を惹きつけようとしてきたSkrewdriverのボーカル、イアン・スチュワートが共同創設者となっているスキンヘッド団体です。ドイツではそのロゴの掲出は罰せられます。

 

SSトーテンコップ(髑髏)
SSトーテンコップ武装SSのユニフォームにあるエンブレムとして、また現在ではとりわけ国際的なテロリストナチ同盟であるコンバット18によって用いられています。トーテンコップ、および「忠誠こそ我が名誉」というSSのスローガンは、刑法典86a条により禁じられています。

 

ケルト十字
ケルト十字は「白人の文化的優位性」のシンボルと考えられ、「異教の十字」という言葉でも知られています。このシンボルの利用や宣伝は刑法典86a条により禁止され、罰せられます。

 

ヴォルフスアンゲル(狼用の罠)
ヴォルフスアンゲルは、もともとは狩りの道具でしたが、右翼の間では「防衛と抵抗」を意味します。「ヒトラーユーゲント」や「青年戦線」といった禁止団体との関連におけるヴォルフスアンゲルの掲出は罰せられます。

 

ルーン文字のS(2つ)
これは、国家社会主義体制でのホロコーストに関与した親衛隊(SS)のユニフォームにあるバッジとして用いられました。

 

鉄十字
鉄十字はもともと軍事記章でしたが、ナチ時代にハーケンクロイツと組み合わせて用いられていました。右翼の中では、それはしばしばナチ時代へ言及するものとして用いられます。ハーケンクロイツと組み合わせて掲げた場合、それは罰せられます。特に鉄十字は他の場面でも用いられるので、メタルやバイカーの世界ではとてもよく見られるものですが、国家社会主義とのつながりにおいては示されません。

 

黒い太陽
12のルーン文字のSもしくはハーケンクロイツが円状に並べられたものと解釈されます。

 

ルーン文字のオダル
ルーン文字のオダルはナチ時代、ヒトラーユーゲントやSSによってバッジとして用いられました。「ヴィーキングユーゲント」とともにこのルーン文字を着用すると罰せられます。

 

トリスケル(三脚巴)
トリスケルはハーケンクロイツと類似しており、それゆえ右翼の間でしばしば用いられます。それは禁止団体「ブラッド&オナー」のシンボルでもあります。

 

歯車
歯車は、ハーケンクロイツと組み合わせる形で、労働者のシンボルとして、最大のナチ団体であるドイツ労働戦線のエンブレムとして用いられました。

 

ルーン文字の生と死
この2つのルーン文字は世界中の様々なネオナチ団体によって用いられています。

 

この他、数字にも禁止される並びがあることが掲載されています(88が「ヒトラー万歳」、18が「アドルフ・ヒトラー」の意味など)。

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